【要点】
・2025/12/17、米Max Spaceが商業宇宙ステーションの計画を公表したと報じられた。
・同社は「Thunderbird Station」を構想し、LEO(高度2,000km以下の低軌道)での運用を想定している。
・報道によると、Thunderbird Stationはドッキングポート2基を備え、4人の滞在を前提に設計された。
・同社の公開情報では、与圧容積(宇宙服なしで活動できる加圧空間)は350m³で、Falcon 9(SpaceXの中型ロケット)1機で打ち上げられるとしている。
・報道によると、内部は可変な構造素材を用いて区画を組み替えられ、居住区・実験区画・軌道上製造などに用途転換できるとしている。
・同社の公開情報では、無人の実証機「Mission Evolution」を2027年2月にFalcon 9のライドシェア(相乗り打上げ)で打ち上げ、与圧容積5m³の実証を行う計画を示している。
・同社の公開情報では、Thunderbird Stationの打上げ時期を2029年としており、ISS(国際宇宙ステーション)の2030年退役を見据えた需要獲得を意識している。
【編集部コメント】
ISSの2030年退役を背景に、NASAは商業低軌道拠点(CLD)で複数の資金付きSpaceActAgreement(NASAの連携枠組み)を想定している。MaxSpaceの単機打上げ構想は、後継拠点の候補を広げる動きの一つに位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
Thunderbird Station – Max Space
【参照情報(報道)】
SpaceNews