【要点】
・2025/12/18の報道によると、ISROは有人宇宙船計画ガガニヤーンの初の無人飛行G1について、機体の組立と統合が完了間近だと議会で説明した。
・インド政府の公式情報によると、ガガニヤーン計画はLEO(高度2,000km以下の低軌道)への国産有人飛行能力の実証を目的に、2019年に承認された。
・公式情報と報道によると、有人対応ロケットHLVM3(GSLV Mk-IIIを有人飛行向けに改修した機体)の推進系と構造は、有人評価(有人飛行の安全基準)に向けた試験を完了した。
・公式情報と報道によると、サービスモジュール推進系とクルーモジュール推進系は地上試験で検証され、パラシュート減速系(帰還時に速度を落として着水を助ける装置)も試験を終えた。
・公式情報と報道によると、CES(緊急時に乗員をロケットから離脱させるクルー脱出システム)のモーターは静的試験を実施し、性能確認を進めた。
・公式情報と報道によると、TV-D1(脱出系の飛行実証)とIADT-01(空中投下による回収実証)を含む前段試験を実施し、地上追跡網や通信回線、IDRSS-1フィーダ局(データ中継衛星網の地上設備)と回収計画を整備した。
・公式情報と報道によると、G1向けにHLVM3各段とCESモーターは統合準備が整い、クルー/サービスモジュール系も製作済みで、初の有人ガガニヤーン飛行は2027〜2028年を目標としている。
【編集部コメント】
公式情報と報道は、無人G1を含む段階的な試験で、打上げから回収までの運用手順と安全系を確認する計画を示している。有人対応ロケット、生命維持、地上管制・訓練施設の整備を同時に進めることで、2027〜2028年の有人飛行目標に向けた統合準備を進展させた工程として位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
PARLIAMENT QUESTION: MAJOR SPACE MISSION BY ISRO
【参照情報(報道)】
India Today
News9live