【要点】
・オマーン交通・通信・情報技術省(MTCIT)とノバスペース社(宇宙分野の専門コンサルティング企業)は2025年12月19日、第2回中東宇宙会議(MESC 2026)を共同開催すると発表しました。
・本会議は2026年1月26日から28日の3日間にわたり、オマーンの首都マスカットにあるオマーン・コンベンション&エキシビション・センターにて実施されます。
・中東・北アフリカ地域(MENA)における宇宙エコシステムの次なる成長段階を定義し、国際的な産官学の連携を深めるための戦略的プラットフォームとしての役割を担います。
・世界20カ国以上から、190を超える組織を代表する450人以上の政府高官や宇宙機関、業界の最高経営責任者が一堂に会する見通しです。
・主な議論のテーマは、各国の宇宙政策や衛星開発プログラム、地上局のインフラ整備、および宇宙ビジネスへの民間資金調達メカニズムが含まれます。
・オマーン政府は本会議の開催を通じて、自国を中東地域における宇宙技術投資や国際協力の「戦略的な玄関口」として国内外にアピールする方針です。
・衛星通信や地球観測技術を、都市開発やエネルギー産業、気候変動へのレジリエンス(災害への対応力)強化などの実務的な分野へ適用する具体案が協議されます。
・本取り組みはオマーンビジョン2040および国家宇宙プログラムの一環であり、石油依存からの脱却を目指す経済多角化戦略の柱として位置付けられています。
【編集部コメント】
オマーンは独自の宇宙港建設や衛星開発プロジェクトを並行して進めており、中東における宇宙産業のハブ化を国家戦略として明確に掲げています。本会議の開催は、国際的な投資と先端技術を誘致し、石油依存からの経済構造転換を図る「オマーンビジョン2040」の実現に向けた重要な一環として位置付けられます。地域の連携強化による市場全体の底上げが期待されます。
【出典情報】
公式リリース
Middle East Space Conference
【参照情報(報道)】
SpaceNews