【要点】
・報道によると、インドの民間宇宙分野の資金調達は当年度これまでに約1億5,000万ドルに達したと、IN-SPACe(民間宇宙活動の促進・許認可を担う組織)のパワン・ゴエンカ議長が2025年12月18日に述べた。
・報道によると、約1億5,000万ドルの到達は「2日前」で、当年度の資金調達は2億ドルを上回る見通しだと同氏は述べた。
・報道によると、同氏は当年度の資金調達規模が前年度の2倍超になるとの見方も示した。
・報道によると、インドの宇宙エコノミー(宇宙関連の製造・サービスなどの市場規模)は現在約80億ドルで、2033年に約440億ドルへ拡大する見通しだと同氏は述べた。
・報道によると、同氏は、これまで政府部門が宇宙ソリューション(衛星・打上げ・地上設備・データ利用など)を主にISRO(インド宇宙研究機関)に依存してきたと述べ、今後は民間が同需要に応える必要があると説明した。
・報道によると、同氏は、民間企業はISROの既存成果の活用にとどまらず、政府部門の課題に対して新たな解決策を提示することが求められると述べた。
・インドでは2020年に宇宙分野の民間参加を促す改革が進められ、IN-SPACeの設置などが民間参入の制度基盤として位置付けられている。
【編集部コメント】
インドは宇宙分野の制度改革を背景に、政府需要を民間が担う形へ移行を進めている。資金調達の増勢は、官需要の取り込みと産業育成を同時に狙う流れの中で整理できる。一方で、需要側の調達・運用枠組み整備が市場形成の鍵となる。
【出典情報】
公式リリース
Union Cabinet approves establishment of Rs.1,000 crore Venture Capital Fund for Space Sector under aegis of IN-SPACe
Amendment in FDI Policy to allow upto 100% foreign investment under automatic route for Indian Space sector
Overview of the Indian space sector
【参照情報(報道)】
Moneycontrol