【要点】
・2025/12/15の報道によると、米Vastは約3億ドルの資金調達交渉を進め、企業価値(会社全体の評価額)を約20億ドルとする条件が検討されている。
・同報道では、投資会社Balerion Space Venturesが資金調達ラウンド(複数投資家が参加する調達枠組み)を主導する見通しとされる。
・同報道は、交渉は継続中で、評価額や調達額などの条件は変わり得るとしている。
・VastはJed McCaleb氏が2021年に設立したと、公式情報で説明している。
・Vastは商業宇宙ステーション「Haven-1」を開発しており、LEO(高度2,000km以下の低軌道)での運用を想定している。
・公式情報では、Haven-1は2026年5月以降の打上げを目標とし、Starlink(SpaceXの衛星通信網)で軌道上通信を行う計画を示している。
・Vastは「Haven-2」をISS後継候補として構想し、CLD(NASAが想定する商業低軌道拠点)計画に向けた提案を掲げ、最初のモジュールを2028年に運用開始する計画を示している。
【編集部コメント】
ISS退役を見据え、NASAは商業低軌道拠点(CLD)で民間宇宙ステーション活用を進める枠組みを整えている。VastはHaven-1での先行実証とHaven-2提案を連動させる方針を掲げており、今回の資金調達交渉はその文脈で注目される。
【出典情報】
公式リリース
Vast Secures Agreement with NASA to test Haven-1 Flight Vehicle at Armstrong Test Facility
Vast’s Haven-1 to be World’s First Commercial Space Station Connected by SpaceX Starlink
【参照情報(報道)】
Forbes
Global Crypto Press