【要点】
・カーリットHDは2025/12/16に宇宙・防衛向け固体推進薬(固体の推進剤)の事業説明会を開催し、12/19に動画と追加資料を公開した。
・報道によると、説明会は固体推進薬の需要拡大を見据え、事業機会と課題、将来計画を整理した。
・同社は固体推進薬の主要原料である過塩素酸アンモニウム(酸化剤で燃焼を支える原料)の生産能力増強を進めている。
・追加資料のQAでは、過塩素酸アンモニウムは第1期の増産で生産量を約1.6倍に引き上げる計画と説明した。
・固体推進薬はロケットやミサイルで使用される推進剤で、同社は関連設備の増強投資を検討している。
・QAでは、固体推進薬の設備投資は約80億円規模を想定し、完成時期は2027年末〜2028年と説明した。
・その投資は顧客(政府)からのイニシャルコスト受領で資金手当てする想定とし、国内需要の増加に備える方針を示した。
【編集部コメント】
宇宙基本計画や防衛関連の需要増を背景に、推進薬の原料から製造まで国内供給力を高める取り組みとして位置付けられる。設備投資の実行時期と資金手当てが供給拡大の焦点となる。
【出典情報】
公式リリース
宇宙・防衛固体推進薬 事業説明会(QA追記版)資料の公開および動画配信のお知らせ
【参照情報(報道)】
TipRanks