【要点】
・報道によると、Redwireは欧州企業The Exploration Company(TEC)の宇宙船Nyx向けに、接合装置(ドッキング装置)2基を供給する計画である。
・両社は2025年12月18日に合意を公表し、契約は8桁ドル規模と説明している。
・供給する装置はIBDMで、国際ドッキングシステム標準IDSS(宇宙機同士の接続規格)に準拠するとされる。
・IBDMは、接近して自動で結合するドッキングに加え、バーシング(ロボットアーム等で位置合わせして結合する方式)にも対応する仕組みだとしている。
・Redwireは、IBDMがモジュール化された標準インターフェース構成に基づき、将来の標準化された接続環境での運用に備える狙いだと述べている。
・IBDMはベルギーで国際パートナーおよびESA(欧州宇宙機関)の協力の下で開発が進められ、ポーランド拠点もプログラムを支援している。
・Redwireは同種のIBDMを月周回拠点Gateway(有人活動の中継拠点)向け居住モジュール用にも開発中で、その知見をNyx向け装置의信頼性向上に生かすとしている。
【編集部コメント】
欧州では、商業カプセルや将来の宇宙ステーション計画を見据え、IDSS準拠の接合技術を域内で確保する動きが進む。本件はNyxの自律接近・結合機能を支え、将来の多様な施設との互換性を確保する取り組みの一環として位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
Redwire Awarded Contract to Provide Spacecraft Docking Systems for The Exploration Company’s European Space Capsule
参照情報(報道)
SpaceWatch.Global
European Spaceflight