【要点】
・2025/12/23の報道によると、豪州のSouthern Launchと米国のLux Aeternaは、再使用衛星の軌道再突入(衛星を大気圏に戻す運用)と回収の実施で契約を結んだ。
・契約では、南豪州のKoonibba Test Rangeに再突入させて回収する運用を、Southern Launchが支援すると報じられた。
・報道によると、Lux Aeternaの「Delphi」衛星2機が同レンジへ帰還する計画で、初回の帰還目標は2027年とされた。
・Delphiは、軌道上での実験や製造を行い地上へ持ち帰る用途を想定した再使用型の衛星インフラだと説明されている。
・微小重力(ほぼ無重力の環境)での材料研究など、宇宙環境を使う実験結果や試料を回収できることが、サービスの狙いとして示された。
・Southern Launchは、既存の地上施設に加えて軌道帰還の受け入れを手掛けることで、豪州での宇宙輸送の提供範囲を広げる構想を示した。
・この合意は、軌道から地上までの回収経路を含む宇宙輸送サービスの整備として位置付けられると報じられた。
【編集部コメント】
軌道上での製造・実験を地上に戻すには、再突入運用と回収拠点が不可欠である。南豪州での受け入れ整備は、打上げに加え回収まで含む宇宙輸送サービス拡充の一環として位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
Southern Launch partners with Lux Aeterna to support controlled orbital re-entry operations

参照情報(報道)
Space Connect
Telecompaper