【要点】
・インドネシア国家研究革新庁(BRIN)は、世界的な宇宙ミッションにおける自国の関与を強化する新たな戦略を公表しました。
・傘下のインドネシア宇宙庁(INASA)を対外的な窓口として、国際的な研究機関との共同プロジェクトを拡大させる計画です。
・2025年12月21日の報道によると、リモートセンシング(遠隔探査:衛星から地表を観測する技術)データの活用を最優先分野に掲げています。
・気候変動による海面上昇や自然災害の監視において、衛星データを活用した早期警告システムの構築を目指しています。
・国内の民間企業による宇宙関連機器の製造や、LEO(高度2,000km以下の低軌道)を活用したサービス開発の支援を強化します。
・宇宙空間の平和利用に関する国際的な基準に準拠するため、国内における宇宙法の整備と更新を進める方針です。
・今回の強化策により、インドネシアを東南アジアにおける宇宙技術と研究開発のハブ(中心拠点)として位置付けることを目的としています。
【編集部コメント】
インドネシアが進める宇宙戦略の強化は、気候変動対策や災害対応といった実利的な課題解決に直結する一環として位置付けられます。BRINが中心となり、研究機関と行政、民間産業を統合的に管理する体制は、新興宇宙国としての効率的な開発を支える構造的整理といえます。データ共有を通じた国際貢献を軸に、地域的なプレゼンスを確固たるものにしようとする同国の長期的なビジョンが示されています。
【出典情報】
公式リリース
LVM3-M6 / BlueBird Block-2 Mission
AST SpaceMobile Announces Successful Orbital Launch of BlueBird 6, the Largest Commercial Communications Array Ever Deployed in Low Earth Orbit
BRIN Sukses Dukung Peluncuran Roket LVM3-M6 melalui Stasiun Bumi Rancabungur
参照情報(報道)
RRI
Times of India