【要点】
・2025/12/23の報道によると、中国の民間ロケット企業LandSpaceは、上海上場に向けた上場指導の完了を中国当局への届出で示した。
・Reutersによると、同社は2026年に科創板(上海の新興技術企業向け株式市場)での上場を目指し、目論見書の提出に向けた準備を進めている。
・報道によると、上場指導は、証券監督当局への届出に基づき、主幹事が内部統制や情報開示体制など上場準備の状況を確認する手続きに当たる。
・Global Timesによると、LandSpaceは2025/07/29に上場指導의届出を行い、指導機関は中国国際金融(CICC)とされた。
・Reutersによると、LandSpaceは2015年の設立以降、資金調達総額が約5億ドルに達したとされる。
・Global TimesとReutersによると、同社は2025/12/03に再使用型ロケット「朱雀3号」(第1段を回収して再利用する設計)の飛行試験を実施し、第2段は予定軌道に投入した一方、第1段の回収試験は成功しなかった。
・Reutersによると、中国では2025年に科創板で未黒字の先端技術企業向けの上場枠が設けられ、民間宇宙企業が資本市場にアクセスしやすくする制度整備が進んでいる。
【編集部コメント】
民間ロケットは再使用化の試験や量産に多額の資金を要し、上場準備の進展は資本市場からの調達手段拡大を示す。未黒字の先端技術企業も対象にする科創板の制度整備と合わせ、中国が民間宇宙産業の資金循環を強める動きの一部と位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
关于在科创板设置科创成長层 增强制度包容性适应性的意见

参照情報(報道)
Global Times
Investing.com(Reuters)