【要点】
・2025/12/22、インドの宇宙企業Digantaraが、衛星を用いたミサイル追跡・検知の領域に事業を拡大すると報じられた。
・同社は宇宙デブリ(宇宙空間のごみ)監視を主業としており、その技術基盤をミサイル追跡に転用する方針とされる。
・報道によると、各国政府が同種の情報に対する関心を強めていることが、事業拡大の背景として挙げられている。
・同社CEOは、これまでの高速移動する宇宙物体の追跡で得た知見とアーキテクチャを、ミサイル追跡・検知に活用すると述べた。
・同社は商用の宇宙監視衛星「SCOT」を2025年1月に打ち上げ済みで、2026〜2027年に同種衛星を追加で15機投入する計画とされる。
・2026〜2027年に、早期ミサイル警戒(発射兆候を早い段階で把握する用途)と精密追跡に特化した「Albatross」衛星を2機打ち上げる計画も示された。
・宇宙デブリや宇宙交通(多数の衛星運用に伴う衝突回避などの管理)監視は、低軌道(LEO、高度2,000km以下)で通信・地球観測衛星が増える中で重要性が増していると報じられた。
【編集部コメント】
宇宙デブリ監視や宇宙交通管理で培った「宇宙状況把握」の技術が、防衛分野の早期警戒・追跡へ応用される動きとして位置付けられる。商用インフラと政府需要の接点が拡大する局面といえる。
【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし
参照情報(報道)
Ahmedabad Mirror
ETManufacturing