要点】 ・Sidus Space(サイダス・スペース)は、米国ミサイル防衛庁(MDA)のSHIELD契約枠組みに選定されたと発表した ・SHIELDプログラムは、ミサイル防衛システムの研究、開発、試験、運用などを包括的に支援する枠組みである ・この契約はマルチアワードIDIQ(Indefinite Delivery Indefinite Quantity)方式であり、総額の上限は1,510億ドルとされる ・Sidus Spaceは、今後5年間(オプションを含めると最大10年間)にわたり、個別のタスクオーダーに応札する資格を得た ・同社は「LizzieSat(リジーサット)」などの小型衛星製造や、AI搭載のエッジコンピューティング技術に強みを持つ ・今回の選定では、同社の衛星製造能力やデジタルエンジニアリング技術、軌道上での実証実績が評価対象となった ・SHIELDへの参加により、同社は従来の商業市場に加え、国防総省向けの防衛宇宙ビジネスを大幅に拡大する機会を得る ・同社CEOは、この選定が国家安全保障ミッションへの貢献に向けた重要なマイルストーンであると述べている

【編集部コメント】 今回の選定は、米国のミサイル防衛戦略において、民間スタートアップの革新的な技術が基幹インフラの一部として組み込まれたことを示している。 特にLEO(高度2,000km以下の低軌道)衛星を活用した分散型の監視網構築は、従来の大型衛星に依存しない強靭な防衛システムの確立を支える構造的整理の一環といえる。 Sidus Spaceのような新興企業が巨大な契約枠組みに入り込むことは、国防調達の裾野が広がっている現状を反映している。

【出典情報】
公式リリース
Sidus Space Awarded Contract Under Missile Defense Agency’s SHIELD IDIQ Program
Sidus Space Awarded Contract Under Missile Defense Agency’s SHIELD IDIQ Program

参照情報(報道)
StockTitan
ASDNews