【要点】

・Astrobotic Technologyは再使用ロケット関連の開発契約として総額1,750万ドルを獲得した
・契約の資金提供元はNASA、米国宇宙軍(USSF)、および空軍研究所(AFRL)である
・対象となるのは垂直離着陸型(VTVL)の再使用ロケットシステムである
・NASAとのSBIRフェーズIII契約(約1,400万ドル)は準軌道到達を目指す機体「Xogdor」の改良に充てられる
・別のNASA契約(約160万ドル)は着陸技術試験用機体「Xodiac-C」の開発と飛行認定を対象とする
・宇宙軍およびAFRLからの資金(約190万ドル)は極超音速関連試験向け機体「Xodiac-B」の開発に使用される
・これらの機体は2022年にAstroboticが買収したMasten Space Systemsの技術資産を基盤としている
・同社は準軌道飛行を用いた技術実証サービスの提供を目的としている

【編集部コメント】

Astroboticは月着陸船開発と並行し、VTVL方式の再使用型準軌道ロケットの開発を進めている。
今回の契約群は、政府・軍機関が地上試験と軌道打ち上げの中間に位置する飛行実証手段を確保する動きの中で位置付けられる。
準軌道機を用いた試験は、センサーや極超音速関連技術などの段階的検証に用いられるケースが多い。

【出典情報】

公式リリース

Astrobotic Secures $17.5M to Advance Reusable Rockets:
https://www.astrobotic.com/astrobotic-secures-17-5m-to-advance-reusable-rockets/

参照情報(報道)

SpaceWatch.Global:
https://spacewatch.global/2025/12/astrobotic-secures-17-5m-to-advance-its-next-generation-of-reusable-rockets/

WPXI:
https://www.wpxi.com/news/local/astrobotic-technology-lands-175m-contracts-advance-reusable-rocket-development/HCJIWHCSRJGZXHADWCLZYVBB5U/