【要点】

・NASAは、アルテミスIIのクルーと地上チームが打上げ当日の手順を確認するCDDTを2025/12/20に実施したと発表した。
・参加したのはNASA宇宙飛行士3名とCSA宇宙飛行士1名で、月周回試験飛行に向けた搭乗手順を検証した。
・宇宙飛行士は打上げ・帰還用スーツ(OCSS)を着用し、打上げ当日の一連の行動を想定して手順を確認した。
・SLSが発射台にないため、搭乗手順の確認は主にケネディ宇宙センターのVABで行われた。
・地上チームはカウントダウンの時系列を進め、打上げ直前までの作業手順と連携を確認した。
・クルーはモバイルランチャーのエレベーターでクルーアクセスアーム付近まで移動し、ホワイトルームから機体へ搭乗した。
・搭乗時にはクローズアウト・クルーが支援し、ハッチ閉鎖前までの確認手順を実施した。
・NASAとCSAは、この訓練が打上げ運用に向けた重要な検証であり、今後の準備を進めるための節目になるとしている。

【編集部コメント】

CDDTは、ロケットや宇宙船の最終準備が進む中で、飛行士と地上要員が同じ時系列で作業を確認し、役割分担や手順の整合を検証する工程に位置付けられる。今回の実施は、アルテミスIIで求められる搭乗・通信・安全確認の運用面が具体化していることを示し、次の準備段階に進むための基盤になる。

【出典情報】

公式リリース

Artemis II Flight Crew, Teams Conduct Demonstration Ahead of Launch(NASA):https://www.nasa.gov/missions/artemis/artemis-2/artemis-ii-flight-crew-teams-conduct-demonstration-ahead-of-launch/

参照情報(報道)

Spaceflight Now:https://spaceflightnow.com/2025/12/21/astronauts-launch-teams-practice-artemis-2-countdown/

Mirage News:https://www.miragenews.com/artemis-ii-crew-launch-day-rehearsal-1595402/