【要点】
・リブラ・エナジー・マテリアルズ(Libra Energy Materials)は、2025年12月30日付で米国店頭市場(OTCQB)における銘柄コードを「LIBRF」へ変更した。
・同社はコボルド・メタルズ(KoBold Metals)の技術を活用し、人工衛星によるリモートセンシング(Remote Sensing)データとAI(Artificial Intelligence)を統合した探査を推進している。
・探査には地表の微細なパターンから地下のペグマタイト(Pegmatite)含有量を予測する高度な機械学習(Machine Learning)アルゴリズムが導入されている。
・ケベック州北部のラグラン(Raglan)周辺において、従来の手法では発見が困難であった隠伏鉱床(地表に現れていない鉱床)の特定に成功した。
・コボルド社はマイクロソフト(Microsoft)のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏やアマゾン(Amazon)のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏らが支援する非上場企業である。
・リブラ社は同州においてネミスカ(Nemiscau)およびウェグッチ(Wegucci)プロジェクトの100%権益を保有し、AIによるターゲット抽出を継続している。
・宇宙資産(人工衛星)を活用したデータ駆動型の探査は、掘削調査の成功率を飛躍的に高め、探査コストの劇的な削減を可能にしている。
・今回の成果は、電気自動車(EV:Electric Vehicle)需要に応える重要鉱物の供給安定化に向けた、宇宙技術の地上転用の成功例として評価されている。
【編集部コメント】
人工衛星によるリモートセンシングとAIの統合は、地球規模의資源探査を劇的に効率化している。リブラ社とコボルド社の提携は、宇宙由来のビッグデータを「地上資源の宝地図」へと変換する試みであり、月面や小惑星における将来の資源開発(SpaceMining)への技術的布石としても重要である。脱炭素経済を支えるリチウム供給のボトルネック解消に対し、宇宙資産が実利的な解決策を提示し始めている点は、宇宙産業の新たな経済的価値を示唆している。
【出典情報】
公式リリース
Q2 Metals Intercepts 457.4 metres of 1.65% Li2O in Drill Hole 44 at the Cisco Lithium Project
ExoSphere Supports Q2 Metals’ Expanded Mineralisation Footprint at Cisco Lithium Project
参照情報(報道)
Securities.io
Earth.com