【要点】

・インタルーン(Interlune)は2025年5月7日、月面のヘリウム3(Helium-3)回収を目的とした掘削機(excavator)のフルスケール試作機を公開した。
・試作機はバーミア(Vermeer)と共同で開発したとしている。
・対象物は月のレゴリス(regolith:月面の砂状堆積物)で、採取・処理を想定した装置と説明している。
・インタルーン(Interlune)は、同装置がレゴリスを連続的に取り扱う設計であると位置付けている。
・同社は処理能力の目標として、レゴリスを毎時100メトリックトン(100 metric tons/hour)規模で扱う設計方針を示している。
・ヘリウム3(Helium-3)は同社が月からの回収を目指す資源で、回収技術의確立が狙いだとしている。
・同社は、掘削後にレゴリスを所定の形で戻す運用(堆積物の取り扱い手順)も想定している。
・報道によると、2026年1月2日に同社の取り組みが改めて取り上げられた。

【編集部コメント】

月資源利用の実用化には、探査に加えて大量採取・搬送・処理を担う地上機械系の技術が不可欠である。インタルーン(Interlune)とバーミア(Vermeer)の試作機公開は、民間主導で月面作業の基盤技術を具体化する動きの一環として位置付けられる。

【出典情報】

公式リリース
Space Resources Company Interlune Unveils Full-Scale Prototype of Excavator for Harvesting Helium-3 from the Moon

参照情報(報道)
Daily Galaxy