【要点】

・マックス・スペース(Max Space)は、拡張式(Expandable)の宇宙ステーション「サンダーバード・ステーション(Thunderbird Station)」の構想を公表した。
・同社は、地球周回軌道(Earth orbit)だけでなく月(Moon)・火星(Mars)での運用も想定した設計だとしている。
・加圧容積(Pressurized volume)は350m³としている(宇宙服なしで活動できる居住・作業空間の容積)。
・搭乗人数(Crew)は常時4人、短期滞在では最大8人としている。
・用途(Missions)は「継続的な滞在」と「可変的なミッション」とし、研究・製造・医薬品などを想定している。
・実験・作業区画として、再構成可能なペイロード・ロッカー(Payload lockers:機器収納・実験ラック相当)を初期60基以上備え、製造用途にも拡張可能としている。
・打上げ手段(Launch Vehicle)はファルコン9(Falcon 9)で、打上げ時期(Launch Date)は2029年としている。
・同社は、NASA(NASA:National Aeronautics and Space Administration)とのスペース・アクト協定(Space Act Agreements:NASAが民間等と協力を定める契約枠組み)による支援が継続していること、またスペースX(SpaceX)との初期打上げ契約およびドラゴン(Dragon)による初回の有人飛行を計画していることを示している。

【編集部コメント】

商業宇宙ステーションの計画が増える中、拡張式モジュールで大容積と柔軟な作業区画を前面に出した構想として位置付けられる。NASAのスペース・アクト協定による支援と、スペースXの輸送手段を組み合わせる設計要素が示されている。

【出典情報】

公式リリース
Thunderbird Station | Expandable Space Station | Max Space

参照情報(報道)
Futurism