【要点】

・ユナイテッド・ステイツ宇宙軍(USSF:United States Space Force)が、軍事用の衛星通信アーキテクチャ「ミルネット(MILNET)」の展開を確認したと報じられた。
・ミルネット(MILNET)はスペースX(SpaceX)と連携して進められるとされ、報道では低軌道(LEO:Low Earth Orbit)で運用される。
・衛星数は約480基規模とされる一方、報道本文には490基との記載もあり、衛星数の表現に揺れがある。
・目的は、世界規模の軍事運用向けに高帯域で耐障害性のある通信を提供することだと報じられた。
・衛星プラットフォームはスターシールド(Starshield)を用い、スターリンク(Starlink)由来の技術と打上げ能力を活用すると報じられた。
・報道によると、最初の専用衛星の投入は2026年半ば、初期運用能力(IOC:Initial Operating Capability)は2027年後半が目標とされる。
・衛星間は光衛星間リンク(OISL:Optical Inter-Satellite Links)を使うとされ、レーザー通信端末でメッシュ網を形成して地上局への依存を下げる狙いだと報じられた。
・暗号は米国家安全保障局(NSA:National Security Agency)の高保証IP暗号化装置準拠(HAIPE:High Assurance Internet Protocol Encryptor)に適合し、国家偵察局(NRO:National Reconnaissance Office)の基準に沿う耐環境要件を満たす設計だと報じられた。

【編集部コメント】

米国では、宇宙開発局(SDA:SpaceDevelopmentAgency)のPWSAと並行して、より大容量のデータ輸送を担う層を用意する構想が報じられている。今回の内容は報道ベースであり、政府・機関の公表資料での裏取り可否が今後の検証点となる。

【出典情報】

公式リリース

なし

参照情報(報道)
The FLY Report
SatNews