【要点】
・米スペースX(SpaceX)は2025年に計167回の軌道打ち上げを実施し、自社の年間最多記録を更新したと報じられた
・これは6年連続での記録更新となり、世界全体のロケット打ち上げ回数においても圧倒的なシェアを占める
・打ち上げの大部分は主力ロケットである「ファルコン9(Falcon 9)」によって行われた ・自社の通信衛星コンステレーション「スターリンク(Starlink)」関連のミッションが全打ち上げの約7割以上(120回超)を占めたとされる
・報道によると、同社の打ち上げ回数は米国(United States)全体の軌道打ち上げの約85%に相当する規模である ・第1段ブースターの着陸回収は高い成功率を維持しており、再使用運用の高頻度化が記録達成の要因となっている ・同年には、再使用ロケットの通算500回目の着陸成功という大きな節目も達成したと報じられている
・通常の軌道打ち上げとは別に、次世代巨大ロケット「スターシップ(Starship)」の試験飛行も年間で複数回実施された
【編集部コメント】
本件は、再使用型ロケット運用を基盤として高頻度の打ち上げを継続し、衛星コンステレーション(Starlink)の展開需要と結び付けて実績を拡大している動きとして位置付けられる。 他国の追随を許さない圧倒的な打ち上げ頻度は、世界の宇宙輸送能力がSpaceX一社に依存している現状を浮き彫りにしており、安全保障およびサプライチェーンの観点からも重要な意味を持つ。
【出典情報】
公式リリース 公式リリース:なし
参照情報(報道) Space.com:https://www.space.com/space-exploration/private-spaceflight/spacex-shatters-its-rocket-launch-record-yet-again-167-orbital-flights-in-2025 Jalopnik:https://www.jalopnik.com/2067687/spacex-half-orbital-rocket-launches-2025/