【要点】
・マックス・スペース(Max Space)は、膨張式(Expandable)構造を用いた宇宙ステーション「サンダーバード・ステーション(Thunderbird Station)」の設計概要を公開した。
・同構想は、単一回の打ち上げで軌道投入後に展開し、大容量の加圧空間を確保することを目的としている。
・公開情報によると、展開後の加圧容積は約350立方メートルとされ、国際宇宙ステーション(ISS:International Space Station)の一部モジュールに匹敵する規模だと説明されている。
・想定される運用軌道は地球低軌道(LEO:Low Earth Orbit)で、将来的な応用先として月や火星周辺での利用構想も示されている。
・同社は、スペースX(SpaceX)のファルコン9(Falcon 9)ロケットで輸送可能なサイズに収める設計思想を掲げている。
・企業説明では、技術実証を目的としたミッションとして「ミッション・エボリューション(Mission Evolution)」を将来計画に位置付けている。
・フルスケール配備についても将来目標として言及されているが、具体的な実施時期や確定した打ち上げ計画は示されていない。
【編集部コメント】
本件は、民間主導による次世代宇宙ステーション構想の一例として、膨張式モジュールを用いた大容積化の設計思想を示したものと整理できる。
現時点で確認できる一次情報は、企業サイト上で公開された仕様説明や構想レベルの計画に限られており、打ち上げ時期や運用開始時期はいずれも目標値として提示されている。
商用記事としては、実証段階前の構想である点を明確にし、確定情報と将来計画を区別して扱うことが適切である。
【出典情報】
公式リリース
Max Space 公式サイト
Thunderbird Station | Max Space
参照情報(報道)
Space Connect
Gizmodo