【要点】
・フロリダ州(Florida)は、2025年に年間109回の宇宙打ち上げを記録し、州として初めて三桁に到達した。
・同州は、世界のロケット打ち上げの過半が集中する主要拠点として位置付けられている。
・ロン・デサンティス(Ron DeSantis)知事は、宇宙関連インフラに9,340万ドルを投資する予算方針を示した。
・この投資は「フロリディアンズ・ファースト予算(Floridians First Budget)」の一環として計上されている。
・資金は、フロリダ州運輸局(Florida Department of Transportation, FDOT)が管轄する宇宙港改良プログラム(Spaceport Improvement Program, SIP)に配分される。
・SIPは、宇宙港施設の改良や運営基盤の強化、周辺輸送ネットワークの整備を対象としている。
・あわせて、宇宙関連企業やサプライチェーンを含む周辺産業の支援にも活用される。
・SIPは2019年以降、複数のインフラ案件を支援しており、雇用創出と宇宙産業基盤の拡充に寄与してきたとされる。
【編集部コメント】
フロリダ州は、打ち上げ回数の増加を背景に、州主導で宇宙港と関連インフラへの投資を拡大している。
宇宙港改良プログラムを通じた継続的な整備は、打ち上げ能力の維持・拡張とともに、宇宙産業集積地としての競争力を支える取り組みとして位置付けられる。