【要点】

・スペース・フォージ(Space Forge)は2025/12/31に、フォージスター1(ForgeStar-1)でプラズマ生成に成功したと発表した。
・この成果は、軌道上での半導体材料製造に向けた要素技術の実証として位置付けられている。
・プラズマ生成は、気相成長(Gas-phase crystal growth)に必要な条件形成に関わる工程だと説明されている。
・同社は本件を、商業的な軌道上製造に関する「世界初」の能力として位置付けている。
・フォージスター1(ForgeStar-1)は独立飛行型(free-flying)の商業半導体製造ツールとして設計されている。
・対象材料として、広帯域・超広帯域ギャップ材料(wide- and ultra-wide bandgap materials)などの高性能材料が挙げられている。
・微小重力で対流が抑制されること、真空環境、熱条件の安定性が、材料品質の向上に寄与し得る要因として示されている。
・得られるデータは将来ミッションの設計・運用に反映し、軌道上製造から地上工程へ段階的に接続する構想が示されている。

【編集部コメント】

本件は、軌道上で気相成長に必要な条件の一部を生成・制御できることを、商業企業が自律型衛星で実証したと位置付けられる。
微小重力、真空、熱条件といった宇宙環境を材料品質の向上に結び付ける構想が提示されており、将来ミッションの設計データ取得と段階的な製造展開の起点として整理できる。

【出典情報】

公式リリース
Space Forge ignites a new industrial era: delivering world-first capability for orbital semiconductor manufacturing
https://www.spaceforge.com/news/space-forge-ignites-a-new-industrial-era-delivering-world-first-capability-for-orbital-semiconductor-manufacturing

参照情報(報道)
BBC News
https://www.bbc.com/news/articles/c62vx0pgyrgo

SatNews

Space Forge Ignites Orbital Furnace, Hits 1,000°C Milestone on ForgeStar-1