【要点】
・米国の防衛・国家安全保障関連企業であるキャシーアイ・インターナショナル(CACI International Inc.)は、米国宇宙軍(U.S. Space Force)からネットワーク近代化に関するタスクオーダーを受注したと発表した。
・契約期間は5年間で、契約総額は最大2億1,200万米ドルとされている。
・本契約は、米空軍の基地インフラ近代化向け包括契約(USAF BIM IDIQ:Base Infrastructure Modernization Indefinite Delivery/Indefinite Quantity)の枠組みに基づいて実施される。
・対象は宇宙軍が運用する14の施設とされ、基地内ネットワーク(BAN:Base Area Network)の近代化が目的とされている。
・提供される技術は、ソフトウェア定義型ネットワーク(SDN:Software-Defined Network)を用いたエンタープライズレベルの通信基盤である。
・従来のレガシーネットワークを統合し、拡張性と可用性を備えた構成へ移行することが狙いと説明されている。
・発表では、複数の機密レベルに対応した安全な通信環境の確保が要件として示されている。
・契約は段階的な導入を前提とし、施設ごとの更新作業が進められる計画とされている。
【編集部コメント】
本件は、米国宇宙軍が地上側の通信インフラについて、ソフトウェア定義型ネットワークを軸に近代化を進める取り組みとして位置付けられる。
衛星や宇宙システムを支える基地内ネットワークの更新は、運用の柔軟性とセキュリティ確保の観点から重要な基盤整備といえる。
商用記事としては、契約条件、対象範囲、提供機能といった発表内容の範囲に限定して整理することが適切である。
【出典情報】
公式リリース
CACI to Deliver Secure Software-Defined Network Modernization Capabilities to the U.S. Space Force