【要点】
・フリークエンシー・エレクトロニクス(FEI:Frequency Electronics, Inc.)は、静止軌道(GEO:Geostationary Orbit)衛星コンステレーション向けに、精密な時刻・周波数制御機器を供給する契約を受注したと発表した。
・契約額は約920万ドルで、3機の衛星に搭載される機器一式が対象とされる。
・供給品には、発振器(oscillator:基準となる周波数を生成する装置)、周波数分配ユニット(frequency distribution unit:基準周波数を衛星内へ配る装置)、予備品(spares)が含まれる。
・納入は2028年まで継続する予定とされる。
・発表では、本件を「静止軌道(GEO)コンステレーション向け」案件として位置付けている。
・また、将来の追加調達として、同コンステレーションを補完する可能性のある追加衛星4機分に言及している。
・同社は、自社の水晶発振器(quartz oscillators)が信頼性・安定性・精度を特徴とし、宇宙・防衛用途で重要な要件に対応すると説明している。
・トーマス・マクリアリー(Thomas McClelland)CEOは、衛星コンステレーションにおける同社の実績(heritage)と、信頼性重視の供給能力を強調した。
【編集部コメント】
GEO衛星は長期運用が前提となるため、時刻・周波数系の安定度は通信・観測などの品質を左右する基盤要素となる。本件は、同社が長納期の供給枠を得て、GEO分野での継続需要に対応する構図として整理できる。
【出典情報】
公式リリース
Frequency Electronics, Inc. Awarded Contract for Geostationary Satellite Constellation:https://www.globenewswire.com/news-release/2026/01/06/3213717/7746/en/Frequency-Electronics-Inc-Awarded-Contract-for-Geostationary-Satellite-Constellation.html
参照情報(報道)
everything RF:https://www.everythingrf.com/news/details/21325-frequency-electronics-secures-9-2-million-contract-for-geostationary-satellite-program