【要点】
・レッドワイア(Redwire Corporation)とジ・エクスプロレーション・カンパニー(The Exploration Company、TEC)は、TECの宇宙船ニックス(Nyx)向けにドッキングシステムを供給する契約に合意した。
・レッドワイア(Redwire Corporation)は、国際ドッキングシステム標準(IDSS:International Docking System Standard)に準拠したドッキングシステムを2基供給する。
・供給するのは国際結合ドッキング機構(IBDM:International Berthing and Docking Mechanism)で、将来の自律ランデブー(rendezvous)とドッキング(docking)を支える用途として位置付けられている。
・契約は「8桁ドル規模(eight-figure deal)」とされ、欧州の自律的な宇宙アクセス強化に資する枠組みとして説明されている。
・IBDM(International Berthing and Docking Mechanism)は、ベルギーで国際パートナーおよび欧州宇宙機関(ESA:European Space Agency)と協力して開発されたとされる。
・IBDM(International Berthing and Docking Mechanism)は、係留(berthing)と自律ドッキングの双方を支える「モジュール型の標準インターフェース」構成だと説明されている。
・プログラムはレッドワイア(Redwire Corporation)のベルギー拠点に加え、ポーランド拠点が支援し、両拠点は月周回有人拠点ゲートウェイ(Gateway)の国際居住棟(International Habitat)向けのIBDMにも取り組んでいるとされる。
・TECは、IDSS準拠機構の選定を将来の標準化されたドッキング環境との互換性確保に結び付けて説明している。
【編集部コメント】
IDSS準拠の採用は、将来の商業・公的インフラと「相互運用できる前提」を先に固める選択として位置付けられる。欧州側が輸送・補給の選択肢を増やす局面で、標準インターフェースの確保が開発リスクと運用柔軟性の両面に効いてくる構図がある。
【出典情報】
公式リリース
Redwire Awarded Contract to Provide Spacecraft Docking Systems for The Exploration Company’s European Space Capsule:https://ir.redwirespace.com/news-events/press-releases/detail/212/redwire-awarded-contract-to-provide-spacecraft-docking
参照情報(報道)
Space Connect:https://www.spaceconnectonline.com.au/manufacturing/6895-european-space-agency-to-partner-with-redwire-corp-on-space-capsule-docking-systems