【要点】

・韓国では2025年にヌリ(Nuri)4号機の打上げ成功などを経て、宇宙産業が成長段階に入ったと報じられている。
・宇宙打上げ企業インノスペース(Innospace)は、2025年12月の商業打上げ初回試行の失敗後、原因分析と改修を経て再挑戦し、ブラジルのアルカンタラ(Alcântara)で2026年に5枠の打上げ枠を確保したと報じられている。
・ペリジー・エアロスペース(Perigee Aerospace)は試験機の製造を完了し、発射場が確保でき次第、試験打上げを再開する方針だと報じられている。
・宇宙航空庁(KASA:Korea AeroSpace Administration)は、羅老宇宙センター(Naro Space Center)の民間利用を進めるため、手続き改善に向けた官民の意見交換を実施し、施設・장비の開放拡大を検討している。
・KASAは2026年の宇宙航空分野R&Dとして9,495億ウォンの投資計画を公表し、発射体(ロケット)や衛星などの中長期推進方針を示した。
・羅老宇宙センターの民間利用拡大は、国内の発射体スタートアップが試験・運用に使える環境整備として位置付けられる。
・衛星分野でも、韓国の宇宙新興企業が商用化(Commercialization)を本格化させる局面にあると報じられている。
・本件は、官側のR&D投資・発射場開放の動きと、民側の打上げ・事業化計画が並行して進む構図として整理できる。

【編集部コメント】

韓国では、官側がR&D投資計画を示しつつ、羅老宇宙センターの民間利用拡大を進めることで、発射体・衛星企業の実証機会を増やす方向にある。報道では、打上げ企業が再挑戦や試験再開に向け準備を進めており、制度整備と商用化の進展が同時に問われる局面といえる。

【出典情報】

公式リリース
‘우리 기술로 K-Space 도전’을 위해 2026년 연구개발(R&D) 사업 9,495억 원 투자
우주항공청, 누리호의 성공을 이어갈 민간기업과 나로우주센터 활용 간담회 개최…5개년 로드맵 공개

参照情報(報道)
DongA Science
東亜日報(donga.com)