【要点】

・パワーバンク(PowerBank Corporation)は、スマートリンクAI(Smartlink AI、オービットAI:Orbit AI)との協業に関する追加アップデートを公表した。
・ジェネシス1(Genesis-1)衛星は2025/12/10に打ち上げられ、現在は運用中で、軌道上でAIモデルを稼働しているとスマートリンクAIが確認した。
・軌道上でのAI稼働は、地上データセンターに依存せず衛星内でデータ処理する「オンボード処理(onboard processing)」の技術적実現性を示す事例だと位置付けた。
・同社は、この成果を「軌道上コンピューティング(on-orbit computing)」のアプローチを示す初期の実証点(proof point)と説明した。
・ジェネシス1は、計画中の衛星ネットワークの最初の運用ノード(operational node)であり、今後の打上げと拡張に向けた検証段階だとした。
・スマートリンクAIは、2026年Q1に第2衛星の打上げを目標にしており、その後も追加打上げを計画している。
・パワーバンクは協業の拡張フェーズでもパートナーとして関与し、太陽光発電(solar energy)や熱制御(thermal control)面の貢献が計算負荷増大に伴い重要になる可能性があるとした。
・一方で、パワーバンクは現時点でオービットAIへの出資は行っておらず、提供サービスの報酬条件も未確定で、指標の一部はオービットAI提供情報で独自検証していないと注意喚起した。

【編集部コメント】

地上AI需要増に伴う電力・冷却・用地制約を背景に、衛星側で処理する軌道上コンピューティングが注目されている。本件は企業発表ベースの進捗共有であり、今後は打上げ計画の実行と技術検証の積み上げが焦点となる。

【出典情報】

公式リリース
Artificial Intelligence Production in Space: PowerBank Shares Additional Update on Collaboration with Smartlink AI

参照情報(報道)
CleanTechnica
PR Newswire