【要点】

・フリート・スペース・テクノロジーズ(Fleet Space Technologies)がAI衛星を用いた探査成果を公表した。
・カナダ・ケベック(Quebec)州にある「シスコ・リチウム・プロジェクト(Cisco Lithium Project)」が対象となった。
・探査には自社運用のナノ衛星群とAI解析基盤「エクソスフィア(ExoSphere)」を使用した。
・地上のセンサーと連携し、地下7キロメートル(km)までの地質構造を3次元(3D)で画像化した。
・Q2メタルズ(Q2 Metals Corp)が運営する同プロジェクトで、最大3億2900万トンの鉱石量を示唆した。
・従来の調査では数週間を要していた掘削地点の選定作業を、最短48時間まで短縮することに成功した。
・本技術は広大な未踏の土地でも、環境破壊を最小限に抑えつつ効率的な資源発見を可能にする。
・北米における車載用電池向けリチウムの自給率向上と、供給網ের安定化に寄与することが期待されている。

【編集部コメント】

衛星通信と地上計測、解析を統合する探査は、遠隔地でも迅速に地下像を把握でき、環境負荷の低減と意思決定の高速化を狙う流れに位置付けられる。重要鉱物の供給網強化を背景に、探査工程のデジタル化が進む。

【出典情報】

公式リリース
ExoSphere Supports Q2 Metals’ Expanded Mineralisation at Cisco Project
Q2 Metals Reports Multiple Wide, Mineralized Intercepts at the Cisco Lithium Project, Including 272.5 Metres at 1.61% Li2O

参照情報(報道)
SlashGear