【要点】

・先進戦略能力加速機関(ASCA:Advanced Strategic Capabilities Accelerator)の新興・破壊的技術プログラム(EDT:Emerging and Disruptive Technologies)が新たに14件の契約を締結した。
・同投資は約4000万豪ドル規模で、豪州国防軍(ADF:Australian Defence Force)の「意思決定優位(Decision Advantage)」能力の強化を狙う。
・対象領域は航空・陸上・宇宙・海上・サイバーなど複数ドメインにまたがる。
・契約で支援される技術は、ADFが潜在的な敵対者よりも迅速かつ正確に意思決定することを支える位置付けとされた。
・南オーストラリア州のソードフィッシュ・コンピューティング(Swordfish Computing)は300万豪ドル超の支援対象に含まれる。
・スペース・マシーンズ・カンパニー(Space Machines Company)は290万豪ドル超の支援対象に含まれる。
・豪州国防主席科学者のターニャ・モンロ(Tanya Monro)氏は、長期的な官民連携を通じた技術開発の重要性を強調した。
・ASCAのヒュー・メギット(Hugh Meggitt)少将は、今回の投資が将来の能力開発や将来のASCA任務の検討にも資する趣旨を述べた。

【編集部コメント】

複数ドメインでの意思決定を高速化する研究開発に、政府がまとまった資金を配分する枠組みといえる。産学官の長期連携を前提に、宇宙を含む領域横断の技術育成を進める政策的取り組みとして位置付けられる。

【出典情報】

公式リリース
Tech powers swift Defence decisions

参照情報(報道)
EX2
Defence Innovation Partnership