【要点】

・インド宇宙研究機関(ISRO:Indian Space Research Organisation)は、PSLV-C62で地球観測衛星EOS-N1(EOS-N1)を打ち上げる計画を示した。
・本ミッションはニュー・スペース・インディア(NSIL:NewSpace India Limited)が担う「専用商業ミッション」9回目として位置付けられている。
・EOS-N1に加え、国内外顧客の小型衛星15機を相乗り(コ・パッセンジャー)として同時に打ち上げる計画である。
・打上げにはPSLV-DL型(PSLV-DL:Polar Satellite Launch Vehicle, DL variant)を用い、固体ストラップオン2基を装備するとされる。
・ミッションはPSLV(PSLV:Polar Satellite Launch Vehicle)として64回目の飛行になる。
・スペインのスタートアップが開発する再突入機の試作「キストレル初期技術実証機(KID:Kestrel Initial Technology Demonstrator)」も実証対象に含まれる。
・KIDは最後に分離された後、南太平洋(South Pacific Ocean)でのスプラッシュダウンに向け大気圏再突入する計画とされる。
・ISROはPSLVを主力ロケットと位置付け、2017年に1回の打上げで104機を投入した実績にも言及している。

【編集部コメント】

本件は、主力ロケットPSLVを用いた商業打上げ(NSIL主導)と、複数ペイロードの相乗り運用を組み合わせた計画として整理できる。再突入技術実証(KID)も含め、官主導と民間顧客対応を同一ミッションで併走させる枠組みの一例である。

【出典情報】

公式リリース
PSLV-C62 / EOS-N1 Mission

参照情報(報道)
The Tribune