【要点】
・インテリステイク・テクノロジーズ(Intellistake Technologies Corp.)は2026年1月6日、投資先であるオービットAI(Orbit AI)の衛星が21日間の連続運用に成功したと発表した。
・対象となる衛星「ジェネシス1(Genesis-1 / OAI Genesis-1)」は、2025年12月10日に打ち上げられ、同年12月31日時点で316回の周回を完了した。
・本衛星は、地上にデータを送る前に軌道上で直接人工知能(AI)処理を行う「オービタル・クラウド(Orbital Cloud)」構想の初の実証機である。
・これまでに、衛星搭載のカメラで撮影した地球観測画像を軌道上で処理し、地上局へのダウンリンク(通信)に成功している。
・インテリステイク(Intellistake)は、オービットAI(Orbit AI)に対し50万米ドルの戦略的出資を完了しており、現在は技術評価の段階にある。
・今後は、宇宙空間でのデータ処理の信頼性を担保するため、ブロックチェーン技術を用いた「トラスト・レイヤー(検証・監視システム)」の構築を目指す。
・2026年第1四半期には、検証用ペイロード(積載物)を搭載した2号機の打ち上げが計画されている。
・本事業は、地上のデータセンターが直面している電力消費や冷却、地理的な制約を解決する次世代のAIインフラとして位置付けられている。
【編集部コメント】
宇宙機上でAI処理を行う「軌道上AI(on-orbitAI)」は、通信制約下でも現場で推論・解析を完結し得る基盤として注目される。本件は企業側の運用実績の開示であり、今後は地上系(groundsegment)や検証手法の整備が、商用化の前提条件として位置付けられる。
【出典情報】
参照情報(報道)
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