【要点】
・欧州宇宙機関(ESA)とClearSpaceは、2026年1月12日に新たな技術実証ミッションを発表した。
・ミッション名は「PRELUDE」で、軌道上サービス(IOS:In-Orbit Servicing)の技術実証を目的とする。
・2027年の打ち上げを目標として計画が進められている。
・2機の小型衛星を用い、軌道上での近接運用や相対航法の試験を行う。
・センサーおよびカメラを統合したシステムにより、自律的な軌道上動作能力を検証する。
・本計画は、ESAの宇宙安全性プログラム(Space Safety Programme)の支援を受けている。
・デブリ除去や衛星寿命延長など、将来の商業的軌道上サービスにつながる技術基盤の確立を目的とする。
・報道によると、本実証は定常的な軌道上検査サービスへの移行を視野に入れているとされる。
【編集部コメント】
PRELUDEは、欧州が進める宇宙安全性と持続可能な宇宙利用に向けた取り組みの一環として位置付けられる。複数衛星による近接運用や自律制御技術の検証は、将来のデブリ除去や衛星保守といった軌道上サービスの実現に不可欠である。ESAとClearSpaceの連携は、欧州における軌道上サービス分野の技術成熟を進める基盤的な取り組みといえる。
【出典情報】
公式リリース
ESA and ClearSpace Start PRELUDE, a New Chapter in Responsible Space Operations
https://clearspace.today/news/prelude
参照情報(報道)
SpaceWatch.Global
https://spacewatch.global/2026/01/clearspace-and-esa-announce-prelude-in-orbit-servicing-ios-core-technology-demonstration-mission/