【要点】

・フィンランド国防軍(FDF:Finnish Defence Forces)は、独自の合成開口レーダー(SAR:Synthetic Aperture Radar)衛星能力の進展を発表した
・同軍の2機目の独自SAR衛星が、2026/01/11に打ち上げられた
・打ち上げは、スペースX(SpaceX)の相乗りミッション「トワイライト(Twilight)」で実施された
・打ち上げ場所は、米国カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地(Vandenberg Space Force Base)とされた
・衛星はエクソローンチ(Exolaunch)により統合され、打ち上げに至ったと説明された
・本システムは、同軍の独立した宇宙ベースの情報・監視能力の構築を目的として購入された
・衛星はアイサイ(ICEYE)のSAR衛星で、天候や昼夜を問わず観測できると説明された
・生成データは他当局のニーズにも利用でき、同様の調達例としてオランダ(Netherlands)やポーランド(Poland)が挙げられた

【編集部コメント】

公表情報の範囲では、民間企業のSAR衛星を用い、同盟国協力も視野に独自の宇宙ベース監視能力を整備する枠組みとして位置付けられる。相乗り打ち上げを活用し、能力構築を段階的に進める点が特徴となる。

【出典情報】

公式リリース
[Defence Forces SAR satellite system progressing]:https://maavoimat.fi/en/-/1951206/defence-forces-sar-satellite-system-progressing

参照情報(報道)
[Defence Forces´ SAR satellite launches into space]:https://www.dailyfinland.fi/national/47253/Defence-Forces%C2%B4-SAR-satellite-launches-into-space

[Finnish Defence Forces progress SAR satellite programme with second satellite launch]:https://defence-industry.eu/finnish-defence-forces-progress-sar-satellite-programme-with-second-satellite-launch/