【要点】

・モメンタス社(Momentus Inc.)がヴェロ3D社(Velo3D, Inc.)との提携により積層造形燃料タンクを開発した。
・本部品は、同社の宇宙輸送機ヴィゴライド7(Vigoride-7)に搭載され、宇宙空間での実証試験が行われる。
・設計はモメンタス社(Momentus Inc.)が行い、製造にはヴェロ3D社(Velo3D, Inc.)の高度な金属積層造形技術が採用された。
・積層造形技術の活用により、従来の工法では実現不可能な複雑かつ最適化された構造の製造に成功した。
・本事業の目的は、高コストで長い納期を要する従来の宇宙用燃料タンクの供給課題を解消することである。
・実証試験の成功により、宇宙グレードの燃料タンクにおける認定サプライヤーとして新たな市場への参入を図る。
・自社のサプライチェーンに積層造形技術を統合することで、開発サイクルの短縮と機体システムの強靭化を推進する。
・本件は、将来のミッションにおける製造コストの削減と、宇宙インフラサービスの安定供給を支える重要な節目となる。

【編集部コメント】

宇宙機の部品製造で金属積層造形を実フライトで検証し、設計自由度と調達リードタイム短縮を同時に狙う動きとして位置付けられる。推進系タンクのような重要部位での飛行試験は、製造手法の標準化と供給体制整備を進める取り組みの一環である。

【出典情報】

公式リリース
Momentus Develops Additive Manufactured Fuel Tank with Strategic Partner Velo3D to be flight tested on Vigoride-7 Mission

参照情報(報道)
3D ADEPT MEDIA
Metal AM