【要点】
・エクソローンチ(Exolaunch)は2026年1月11日、スペースX(SpaceX)のトワイライト(Twilight)ライドシェア便で顧客衛星22機の展開を完了した。
・打上げはファルコン9(Falcon 9)で、バンデンバーグ宇宙軍基地(Vandenberg Space Force Base、米カリフォルニア)から05:44(太平洋時間)に実施された。
・同社は本ミッションを「初のドーン・ダスク軌道(dawn-dusk orbit:太陽同期軌道の一種で薄明線付近を周回し、照明条件が一定になりやすい軌道)へのライドシェア」と位置付けた。
・支援対象はブルガリア(Bulgaria)、フィンランド(Finland)、ドイツ(Germany)、リトアニア(Lithuania)、スペイン(Spain)、トルコ(Turkey)、米国(United States)の顧客プログラムにまたがるとした。
・用途は地球観測(Earth observation)、IoT接続(IoT connectivity:モノの通信接続)、科学研究(scientific research)、技術実証(technology demonstration)に及ぶと説明した。
・展開にはカーボニクス(CarboNIX:分離リング)やエクソポッド・ノヴァ(EXOpod Nova:キューブサット放出機)などの同社機器を用いた。
・搭載衛星として、アイスアイ(ICEYE)2機、ホークアイ360(HawkEye 360)のクラスター13(Cluster 13:Hawk-13A/B/C)、スパイア・グローバル(Spire Global)のLEMUR-2(LEMUR-2)9機などを列挙した。
・そのほか、プランS(Plan-S)のコネクタIoT(Connecta IoT)4機、ブラックキャット(BlackCAT:NASA資金の衛星)、ディーキューブド(Dcubed)のDcubed-1/アラクィスD1(Araqys-D1)、ハイドラ2(HYDRA-2)を含むとした。
【編集部コメント】
複数衛星を同一便で所定軌道へ投入するライドシェアは、小型衛星の打上げ選択肢拡大の一環として位置付けられる。同社は軌道選択の多様化や展開機器・統合運用を強調しており、打上げ事業者と統合事業者の分業が進む流れを示す。
【出典情報】
公式リリース
Exolaunch Deploys 22 Satellites on SpaceX’s Twilight Mission, Successfully Completing the First Dawn-Dusk Rideshare Mission
Twilight Mission
参照情報(報道)
Spaceflight Now
NASASpaceFlight