【要点】
・三菱重工業(MHI:Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.)は、H3ロケット(H3 Launch Vehicle)4号機の打ち上げ計画の概要を公表しました。
・打ち上げ実施予定日は2026年3月23日に設定されており、具体的な時刻は後日決定される予定です。
・打ち上げ場所には、鹿児島県に所在する種子島宇宙センター(TNSC:Tanegashima Space Center)の大型ロケット発射場が使用されます。
・不測の事態に備えた打ち上げ予備期間として、2026年3月24日から2026年3月31日までが確保されています。
・本機体の主な任務は、防衛省が運用を行うXバンド防衛通信衛星(X-band Defense Communication Satellite)を軌道へ投入することです。
・Xバンド防衛通信衛星は、自衛隊の部隊間などで高速かつ大容量の暗号化通信を安定的に行うための通信インフラです。
・H3ロケットは、長年日本の宇宙開発を支えてきたH-IIAロケット(H-IIA Launch Vehicle)の後継として開発された新型の基幹ロケットです。
・今回の4号機の打ち上げ運用を通じて、日本の人工衛星打ち上げ能力のさらなる信頼性向上と安定的な宇宙輸送の実現を目指します。
【編集部コメント】
本計画は、日本の宇宙開発利用加速化戦略および防衛力整備計画の一環として位置付けられます。H3ロケットは、低コスト化と打ち上げ頻度の向上を両立させ、日本の基幹ロケットとしての自律性を維持するために開発されました。防衛通信衛星の打ち上げ成功は、安全保障分野における宇宙インフラの信頼性を実証する上で極めて重要な節目となります。
【出典情報】
公式リリース
H3ロケット4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の打上げ結果
Xバンド防衛通信衛星「きらめき3号」打上げについて
参照情報(報道)
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