【要点】
・テクナ(Tekna)ホールディング(Tekna Holding ASA)は、米国の航空宇宙・防衛分野のティア1(Tier-1:最上位サプライヤー)向け供給企業からチタン粉末の追加受注を得たと発表した。
・受注額は約200万カナダドル(CAD)で、同社として「2件目の重要な受注」と位置付けた。
・対象は高性能チタン粉末で、金属3Dプリント(AM:Additive Manufacturing、材料を積層して造形する製造法)用途に用いられる。
・粉末はレーザー粉末床溶融結合(LPBF:Laser Powder Bed Fusion、粉末金属をレーザーで溶融し積層する方式)向けの「主要粒度範囲(prime particle size range)」に該当するとした。
・納入は2026年を通じて行う計画で、顧客の重要なAM用途を支える材料供給として説明した。
・本件は、同一顧客に関して2025年7月4日に公表した受注に続くものとして整理された。
・同社は、Ti64(Ti-6Al-4V:チタン合金)粉末の主要粒度への需要と月次供給量が増加しているとの見解を示した。
・発表はノルウェー・アレンダール(Arendal, Norway)およびカナダ・シェルブルック(Sherbrooke, Quebec, Canada)から配信された。
【編集部コメント】
航空宇宙・防衛分野での金属AMは、装置だけでなく粉末材料の安定調達が生産計画を左右する。本件は、LPBF向けTi64粉末の供給拡大を通じて、AMの量産適用が進む局面のサプライチェーン整備の一環として位置付けられる。
【出典情報】
参照情報(報道)
3D Printing Industry