【要点】

・ヴェロ3D(Velo3D, Inc.)は、モメンタス(Momentus Inc.)の輸送機向け燃料タンクを共同開発した。
・2026年1月12日の発表によると、本部品には高度な金属積層造形(Additive Manufacturing:3Dプリント技術)が用いられている。
・製造された燃料タンクは、宇宙輸送機ヴィゴライド7(Vigoride-7)に搭載され、軌道上での実証試験が行われる。
・積層造形技術の活用により、従来の製造方法で数か月を要していた納期を数週間にまで短縮した。
・従来の溶接工程を排除した一体成型を実現し、機体システムの軽量化と強靭化に寄与する。
・本事業の目的は、宇宙用ハードウェアのサプライチェーンにおけるコスト削減と効率化の実証である。
・ヴェロ3D(Velo3D, Inc.)は、最近実施した3,000万ドルの資金調達直後に本成果を達成した。
・今回の実績は、経営再建下にある同社にとって、宇宙・防衛分野における技術적優位性を証明する重要な一歩となる。

【編集部コメント】

軌道上輸送・軌道サービス機の需要拡大を背景に、部品の短納期化や軽量化を狙う金属積層造形の活用が進む構図に位置付けられる。装置企業側の資金調達は、航空宇宙向け量産対応や供給能力増強の取り組みの一環として整理できる。

【出典情報】

公式リリース
Momentus Develops Additive Manufactured Fuel Tank with Strategic Partner Velo3D to be flight tested on Vigoride-7 Mission
Velo3D Announces $30 Million Private Placement of Common Stock

参照情報(報道)
3DPrint.com
Metal AM