【要点】

・ケララ州政府(Government of Kerala)は同州を世界の航空宇宙産業ハブへと転換する構想を発表しました。
・事業の推進母体として州政府傘下のケララ・スペース・パーク(K-Space:Kerala Space Park)が指名されました。
・航空宇宙セクターの活性化に向けて総額3,000億ルピー(30,000 crore rupees)規模の投資を計画しています。
・本計画はインド宇宙研究機関(ISRO:Indian Space Research Organisation)との戦略的な連携を基盤としています。
・主な投資対象は航空宇宙関連の製造施設、研究開発(R&D)センター、およびスタートアップ企業の支援拠点です。
・報道によるとこの大規模プロジェクトを通じて州内に約1万人の直接・間接雇用を創出することを目指しています。
・州都ティルヴァナンダプラム(Thiruvananthapuram)周辺を主要な開発拠点として整備する予定です。
・州内の既存の技術力と人材を活用し国内外の民間企業を誘致することで宇宙産業のエコシステムを構築します。

【編集部コメント】

本計画は、インド政府が推進する宇宙産業の民間開放と自給自足(AtmanirbharBharat)政策を、地方自治体レベルで加速させる動きの一環として位置付けられます。ケララ州はISROの主要施設が所在する地理的優位性を背景に、付加価値の高い製造業と研究拠点の集積を図り、南アジアにおける宇宙産業の主導権確保を目指しています。

【出典情報】

公式リリース
K-Space Strategic Investment Plan 2026

参照情報(報道)
Mathrubhumi