【要点】
・スペースX(SpaceX)は2026年1月11日午前5時44分、小型衛星相乗りミッション「トワイライト(Twilight Mission)」を打ち上げた。
・打ち上げはカリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地(Vandenberg Space Force Base)にある第4発射複合施設(SLC-4E)で実施された。
・本ミッションではアメリカ航空宇宙局(NASA)のパンドラ(Pandora)を含む合計40基のペイロード(Payload:積載物)が搭載された。
・衛星は、地球の昼と夜の境界線付近を飛行し続ける特殊な「薄明(Twilight)」太陽同期軌道(SSO:Sun-Synchronous Orbit)へ投入された。
・主要な積載物であるパンドラ(Pandora)は、少なくとも20の系外惑星(Exoplanet)の待機組成や主星の活動を1年間にわたり調査する。
・ミッションには恒星のフレアを研究するスパークス(SPARCS)やガンマ線バーストを観測するブラックキャット(BlackCAT)などの超小型衛星も含まれる。
・使用されたファルコン9(Falcon 9)ロケットの第1段ブースター(B1097)は5度目の飛行を成功させ、ヴァンデンバーグの着陸地点(LZ-4)へ帰還した。
・この特殊な軌道の活用により、観測装置は地球の影による急激な温度変化を避け、継続的な太陽光発電と熱安定性を確保できる。
【編集部コメント】
本件はNASAの小型衛星を相乗りで打ち上げる取り組みの一環として位置付けられる。複数ペイロードを同一便で投入する形態は、研究機関の衛星を早期に軌道へ届ける手段となる。太陽同期軌道への投入と早期の信号取得は、ミッション初期の立上げ段階における節目となる。
【出典情報】
公式リリース
Liftoff of NASA’s Newest Planet-Observing Satellite
NASA’s Pandora Satellite Acquires Signal