【要点】
・米ブルーオリジン(Blue Origin)は、大型ロケット「ニューグレン(New Glenn)」の次回打ち上げで、第1段ブースターを再使用する計画を示した。
・再使用されるのは、初飛行で使用され、着陸・回収に成功した第1段ブースターである。
・新型の大型ロケットが、初飛行後すぐに実機ブースターを再投入するのは、宇宙産業では異例の事例と報じられている。
・当該ブースターは、設計上少なくとも25回の再使用を想定している。
・次回ミッション「NG-2」では、同社が開発する多目的宇宙機「ブルーリング(Blue Ring)」を搭載する計画だ。
・再使用は、打ち上げコストの削減と運用サイクル短縮を実現するための重要な工程として位置付けられている。
・現在は整備および機体健全性の確認作業が進められており、同社は年内の再飛行を目指している。
・ブルーオリジンは、再使用技術を軸に商業打ち上げ市場での競争力強化を図る方針を示している。
【編集部コメント】
本件は、大型打ち上げロケットにおいても「再使用を前提とした運用」が実証段階から実運用へ移行しつつあることを示す。初号機ブースターを短期間で再投入する判断は、ニューグレンが設計段階から再使用を中核に据えてきたロケットであることを裏付ける。今後は、再使用までに要する整備期間とコストがどの程度まで圧縮されるかが、商業打ち上げ市場での競争力を左右する指標となる。
【出典情報】
公式リリース
公式リリース:なし
参照情報(報道)
Blue Origin will refly booster on next launch of powerful New Glenn rocket(Space.com)
https://www.space.com/space-exploration/launches-spacecraft/jeff-bezos-blue-origin-will-refly-booster-on-next-launch-of-powerful-new-glenn-rocket
Blue Origin makes impressive strides with reuse, next launch will refly booster(Ars Technica)
https://arstechnica.com/space/2026/01/blue-origin-makes-impressive-strides-with-reuse-next-launch-will-refly-booster/