【要点】
・スペースX(SpaceX)は1月21日、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地からファルコン9(Falcon 9)を打ち上げた。
・公式リリースに基づき、打ち上げは現地時間21日21時47分(PT)に実施され、スターリンク衛星25機を低軌道へ投入した。
・本ミッションは、2026年における米西海岸からのスターリンク打ち上げとして最初の便に位置付けられる。
・投入先は低軌道(LEO:高度2,000km以下)で、衛星通信網スターリンク(Starlink)の拡充を目的とする。
・第1段ブースターは飛行後に回収運用へ入り、太平洋上の無人ドローン船への着陸に成功した。
・スペースXの説明では、当該ブースターは再使用を前提に複数回飛行してきた機体である。
・極域寄りの軌道へ継続的に衛星を投入することで、高緯度地域を含む通信カバレッジの強化につながる。
・高頻度打ち上げと再使用を組み合わせた運用が、衛星コンステレーションの拡張ペースを支える構図となっている。
【編集部コメント】
西海岸拠点の稼働は、フロリダと並ぶ打ち上げ能力の分散・増強を意味し、スターリンク網の拡張を安定的に回すための土台となる。
再使用を前提にした回収運用が常態化したことで、打ち上げは「単発のイベント」から「継続的なインフラ整備」へと性格を強めている。
衛星通信の需要拡大を背景に、打ち上げ能力そのものが競争力の源泉となる流れの一環として位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
Starlink Mission (SL-17-30)(SpaceX)
https://www.spacex.com/launches/sl-17-30
参照情報(報道)
Live coverage: SpaceX to launch first West Coast Starlink mission of 2026(Spaceflight Now)
SpaceX Falcon 9 rocket launch from Vandenberg, California Space Force Base(CBS 8)
https://www.cbs8.com/article/news/local/spacex-falcon-9-rocket-launch-vandenberg-california-space-force-base/509-786e061a-b391-4e1d-9930-c1f3701188d8