【要点】
・アークエッジ・スペースが、低軌道(LEO)でPNT(測位・航法・時刻同期)を提供する「LEO-PNT」構想に関する国際連携を発表した。
・米TrustPoint、英Royal Institute of Navigation、豪FrontierSIの3機関と、それぞれ意向表明書(LOI)を締結した。
・協力対象は、民生・商用に加え安全保障分野の利用も想定した、衛星PNT能力の強化だという。
・報道によると、同社は小型衛星コンステレーションの設計・製造・運用の経験を基盤に、国際的なPNTインフラの連携構築を進める。
・協力の主眼として、重要インフラを支える測位・時刻同期のレジリエンス(耐障害性)向上を掲げた。
・同社は、GPSなど既存GNSSに対する妨害(ジャミング)や欺瞞(スプーフィング)を背景に、LEO-PNTの活用方法を検討するとしている。
・実証衛星を用いた検証フェーズへの移行を見据え、政策枠組みや各国PNT戦略の検討も進める方針とされた。
・同社は今後、国際パートナー網を拡大し、宇宙ベースの測位システム開発を後押しする考えを示した。
【編集部コメント】
GNSS妨害リスクを踏まえ、測位・時刻の冗長化を図る「補完PNT」構想が各国で進む。本件は、LEO-PNTを国際枠組みとして議論し、実証段階に向け政策・運用面の検討も併走させる取り組みとして位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
ArkEdge Space: アークエッジ・スペース、衛星測位システムのレジリエンス強化に向けたグローバル連携を拡大
アークエッジ・スペース、衛星測位システムのレジリエンス強化に向けたグローバル連携を拡大〜英国・米国・豪州の主要機関と協力し、重要インフラを支えるLEO-PNTシステムの実現へ~
参照情報(報道)
GPS World: ArkEdge Space signs international agreements to develop LEO PNT constellation
GPS World
PR TIMES: アークエッジ・スペース、衛星測位システムのレジリエンス強化に向けたグローバル連携を拡大
PR TIMES