【要点】

・イタリアの宇宙ロジスティクス企業D-Orbitが、シリーズDで5300万ドルの資金調達を実施した。
・今回の調達により、同社の累計資金調達額は1億5000万ドルを上回る規模となった。
・日本の丸紅がリード投資家を務め、複数の既存株主も本ラウンドに継続して参加している。
・調達した資金は、戦略的な企業買収や合併を推進するための資金として活用される。
・衛星軌道上での高度なデータ処理を可能にする演算能力の拡充に重点を置く。
・主力サービスである衛星搬送プラットフォームの運用能力をさらに強化する計画である。
・丸紅との戦略的提携を通じ、アジア圏における市場シェアの拡大を加速させる。
・軌道上サービスの多様化を進め、宇宙産業のインフラとしての地位確立を目指す。

【編集部コメント】

軌道上での輸送・展開と、衛星上でのデータ処理(エッジ処理)を同時に強化する資金使途は、運用高度化とデータ即時性への需要増を背景にした動きとして位置付けられる。M&Aを通じた機能統合は、宇宙インフラの垂直統合を進める手段の一つとなっている。

【出典情報】

公式リリース
Azimut: Azimut chiude con successo un club deal da 110 milioni di euro in D-Orbit S.p.A
Azimut chiude con successo un club deal da 110 milioni di euro in D-Orbit S.p.A, leader globale nei servizi di logistica orbitale

参照情報(報道)
Payload: D-Orbit raises $53M to fund acquisition efforts
Payload
ANSA: Azimut chiude club deal da 110 milioni di euro in D-Orbit
ANSA