【要点】
・NASAは2026年1月23日、有人月周回ミッション「アルテミス2」の搭乗宇宙飛行士4名が打ち上げ前の検疫期間に入ったと発表した。
・対象はNASAのワイズマン、グローバー、コック各飛行士およびカナダ宇宙庁のハンセン飛行士で、外部との接触を制限し厳重な健康管理下に置かれる。
・この措置は「飛行士健康安定化プログラム」に基づく定例プロセスであり、打ち上げ直前の感染症リスクを排除することを目的とする。
・ミッションの打ち上げウィンドウは2026年2月6日から10日に設定されており、アポロ計画以来半世紀ぶりの有人月飛行が迫っている。
・打ち上げに向けた最終マイルストーンとして、1月末にケネディ宇宙センターにて実機を用いた燃料充填試験(WDR)が実施される予定である。
・検疫入りは、長年の準備期間を経て、いよいよミッションが実行段階(Go/No-Go判断フェーズ)へ移行したことを示している。
【編集部コメント】
有人月探査ミッション「アルテミス2」の開始が目前に迫り、乗組員の健康管理という運用的にも極めて重要なフェーズに移行した。深宇宙飛行に向け、NASAの安全基準と健康安定化プロトコルが厳格に適用されている。これは今後の月面着陸ミッションの再開に向けた、有人宇宙運用の基盤を固める動きの一環として位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
NASA: Artemis II Crew Enters Quarantine Ahead of Journey Around Moon
Artemis II Crew Enters Quarantine Ahead of Journey Around Moon
参照情報(報道)
X (Mario Nawfal): Post regarding Artemis II quarantine
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