【要点】
・米フロリダ州で開催された「SpaceCom | Space Congress」において、新興ベンチャーキャピタルおよびエコシステム開発企業「Space Grove Ventures(SGV)」が公式にローンチされた。
・SGVは、フロリダ州ブレバード郡(スペースコースト)を拠点とし、不動産開発、投資、国際協力を統合した「イノベーションハブ」の構築を目指している。
・同社のモデルは、単なる資金提供にとどまらず、商業宇宙企業と防衛部門のニーズを調和させる「デュアルユース」エコシステムの物理的・機能的な開発に重点を置いている点が特徴である。
・CEO兼マネージングパートナーのメリッサ・パットン博士(Dr. Melissa Patton)が率いており、ローンチイベントには米宇宙軍のダ・シルバ大佐(Col. DaSilva)も登壇して基調講演を行った。
・この取り組みは、急速に拡大する宇宙産業において、政府・産業・学術パートナーをつなぐ新たな商業エンジンとして機能することが期待されている。
【編集部コメント】
「宇宙ベンチャーへの投資」と「物理的な拠点(不動産)開発」をセットにしたアプローチは、シリコンバレー的なエコシステムを宇宙港周辺(この場合はケネディ宇宙センターのお膝元)に意図的に作り出そうとする試みといえる。
特に宇宙軍の高官がローンチに立ち会っている点は、軍民双方のニーズが交差する拠点が米国内で急速に制度化されつつあることを示唆している。
【出典情報】
公式リリース ※イベント(SpaceCom | Space Congress)での発表のため、Web上のプレスリリース原本なし
参照情報(報道) Space Brief 30 Jan 2026 (KeepTrack) https://keeptrack.space/space-brief/space-brief-2026-01-30