【要点】

・無人機開発のUAVOS社が成層圏ドローン用の新型観測ペイロードの試験成功を公表した。・太陽光発電式の高高度プラットフォーム(HAPS)「ApusNeo 18」に搭載された。・飛行試験は高度1万5000メートルの成層圏においてミラ・エアロスペース社と共同で実施された。・ジャイロ安定化機能を備えた観測装置(POD)により、計472キロメートルの画像を取得した。・可視光でピクセルあたり69センチ、赤外線で480センチの高解像度サンプリングを実現した。・装置重量は3.6キログラムと軽量で、零下70度以下の極低温に対応する熱管理機能を備える。・リアルタイム処理用の車載コンピュータと、通信距離100キロメートル超の無線モデムを内蔵する。・森林火災の監視や広域警備における運用効率の向上と大幅なコスト削減に寄与すると期待される。

【編集部コメント】

HAPS(成層圏プラットフォーム)は、人工衛星よりも低コストで、従来のドローンよりも広範囲を長時間監視できる技術として注目されています。今回実証されたPODは、過酷な成層圏環境での動作を保証しつつ高解像度画像を提供できる点が強みです。森林火災의早期発見やインフラ監視といった商用利用に加え、防衛・警備分野における状況把握の高度化に貢献する一環として位置付けられます。

【出典情報】

公式リリースUAVOS Introduces Stratospheric Earth Observation Payload Following Successful Flight Tests参照情報(報道)GPS WorldDRONELIFE