【要点】

・インドの宇宙スタートアップ「ピクセル」主導の企業連合がIN-SPACeと正式に契約した。・民間企業が主導して国家級の地球観測衛星網を運用するのは、インド初の試みである。・本計画は官民パートナーシップに基づき、総額120億ルピー以上の民間資金で実施される。・企業連合にはピクセルの他、PierSight、SatSure、Dhruva Spaceが参画する。・今後5年間で、光学やレーダー、ハイパースペクトルを含む計12基の衛星を打ち上げる。・データの優先利用権をインド政府に提供し、同国の地球観測インフラの自立を目指す。・農業、エネルギー、海事監視などの分野で、データ解析のグローバル商業化も並行する。・最初の4基の衛星については、2027年第1四半期までの打ち上げを目標に掲げている。

【編集部コメント】

インド政府が大規模な国家インフラの構築と運用をスタートアップ連合に委ねたことは、同国の宇宙エコシステムの成熟を象徴している。官民連携(PPP)モデルの採用により、データ主権の確保と迅速な社会実装を両立させる狙いがある。自国技術による高度な観測網は、インドの宇宙戦略における新たな柱として位置付けられる。

【出典情報】

公式リリースPixxel-Led Consortium Signs Agreement with IN-SPACe to Build India’s National EO Constellation参照情報(報道)ETLegalWorldThe Times of India