【要点】
・福岡の宇宙ベンチャーQPS研究所が、小型SAR衛星15号機の初画像を一般に公開した。・本衛星の愛称は「アマテル-Ⅵ」であり、同社が構築を進める衛星網の最新機となる。・2026年1月の打ち上げ成功後、軌道上での初期点検を経て約2週間で画像取得に至った。・搭載された合成開口レーダー(SAR)により、夜間や悪天候下でも地表の観測が可能である。・公開された画像は、地上の車両や建物を識別できる46センチメートルの高分解能を実現した。・大型パラボラアンテナの展開や電力供給系の動作が正常であることが確認された。・今回の成功により、準リアルタイム観測を実現するための36機体制構築がさらに前進した。・今後はデータの校正作業を進め、自治体や企業向けに商用観測サービスの提供を開始する。
【編集部コメント】
QPS研究所による15号機の初画像取得成功は、日本の民間宇宙開発における量産と運用の円熟を示す象徴的な出来事である。特筆すべきは軌道投入から画像取得までの迅速さであり、同社の技術基盤が極めて安定していることを裏付けている。36機体制の完成に向け、高頻度かつ高精度な観測インフラとしての地位は今後さらに高まるだろう。
【出典情報】
公式リリース2026年1月23日(金)QPS-SAR15号機「スクナミ-Ⅰ」による初画像(ファーストライト)として、高精細モード画像を公開参照情報(報道)soraeUchuBiz