【要点】
・国際宇宙ステーション(ISS)国立研究所を運営するCASISが2025会計年度の年次報告書を発表した。・2025年度はISSでの研究成果に基づく学術論文の発表数が過去最多を記録した。・報告期間中に40件を超えるペイロードが打ち上げられ、軌道上での実験が完了した。・ライフサイエンス分野において、微小重力下での創薬研究やタンパク質結晶成長の進展が見られた。・物理科学分野では次世代材料の製造に向けた技術実証が複数の民間企業により実施された。・フォーチュン500企業からスタートアップまで、広範な産業パートナーによる宇宙利用が拡大した。・民間セクターからの投資資金の呼び込みに成功し、宇宙経済の自立に向けた進捗が示された。・教育プログラムを通じて次世代の科学技術人材の育成にも寄与し、社会的影響力を高めた。
【編集部コメント】
ISSの運用終了を見据える中で科学成果が過去最高を記録したことは、低軌道プラットフォームの需要が成熟期にあることを示している。特に創薬や材料開発における知見の蓄積は、将来の民間宇宙ステーションへの円滑な移行を支える基盤として位置付けられる。宇宙利用の経済価値が明確化した結果と言える。
【出典情報】
公式リリースISS National Lab Marks Record Year for Space-Based Scientific Results参照情報(報道)The Malaysian ReservePR Newswire